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ヒトの動きの神経科学シリーズ3筋力発揮の脳・神経科学―その基礎から臨床まで―

税込価格:3,240円【送料別途】
出版社:市村出版
著者:大築立志 鈴木三央 柳原大
サイズ B5判/ページ数 200p
2017年3月発行

目次

筋力発揮の基礎的神経機構

1章 運動単位からみた筋力制御の基本特性 ———- 正門 由久
1.運動単位
2.運動単位の発射調節
3.運動単位の同期発射
4.Plateau potential
5.脳波—筋電図コヒーレンス

筋力の随意調節

2章 筋出力の随意調節 ———- 大築 立志
1.力の主観的調節—受動的力感覚と能動的力感覚
2.実際の運動場面における力の調節
3.種々の主観的な筋力のグレーディング特性
4.タイミングよく正確な力を発揮する
5.伸張反射に対する時間的予測の影響
6.時間的構えの持続時間

3章 負荷予測と筋力発揮:筋出力の準備と修正 ———- 河辺 章子
1.日常生活における負荷予測
2.筋出力の内的準備状態について
3.負荷予測が間違っていた場合の反応と修正
4.筋出力量の修正と切り換え

4章 複数筋の同時収縮による発揮筋力の低下 ———- 谷口 有子
1.両側体肢の同時動作時の発揮筋力
(1)両側性機能低下
(2)両側性機能低下とスポーツ
(3)両側性機能低下とトレーニング
(4)両側性機能低下に及ぼすトレーニング効果の神経機構
2.複数指の同時活動時の発揮筋力
(1)遠心性協同筋抑制
(2)周辺抑制
(3)複数指の同時活動時の発揮筋力とトレーニング

動きのための筋力発揮

5章 摘み力の制御 ———- 木下 博
1.摘みと握り
2.摘み力の制御
3.摘みの筋活動と筋シナジー
4.指先の感覚受容器と求心性神経活動機能
5.摘み運動の中枢機能

6章 素早い筋力発揮に先行する筋放電休止 ———- 矢部京之助
1.筋力発揮直前の抑制現象(動作前サイレントピリオド)
2.動作前サイレントピリオドの特性
3.対側肢に出現するサイレントピリオド(素早い動作は抑制から始まる)
4.動作前サイレントピリオド出現の検証
(1)筋レベル
(2)脊髄レベル
(3)大脳レベル
5.動作前サイレントピリオドと類似なサイレントピリオド

筋力発揮能力の個体内変動

7章 筋力トレーニングの神経機構 ———- 吉武 康栄
1.表面筋電図による筋力トレーニング効果(最大筋力増加)の生理学的メカニズムの解明
2.ワイヤー筋電図によるトレーニング効果(最大筋力増加)の生理学的メカニズムの解明
3.運動制御能力に対する筋力トレーニングの効果
4.運動単位レベルでのメカニズム解明の限界と今後の展望
5.大脳レベルにおけるトレーニング効果のメカニズム
6.今の流行りと今後の課題

8章 筋疲労の神経機構 ———- 髙橋 恭平
1.筋疲労
2.中枢性疲労と末梢性疲労
3.生理的限界と心理的限界
4.筋疲労に伴う筋活動の変化
5.筋疲労に伴う脳活動の変化

筋力異常を引き起こす神経障害とその治療

9章 整形疾患のスポーツ障害のケースでの筋力回復 ———- 伊藤 克浩・山口 潤
1.身体アライメントと効率の良い筋力発揮について
2.ラグビー特有のスキル・プレーと必要な身体的・運動学的要素
3.アスリートのリハビリテーション計画
(1)コアトレーニング
(2)予期的姿勢調節(anticipatory Postural adjustments:APAs)
4.ケース・スタディ
(1)症例Ⅰ・右肩反復性脱臼術後

10章 学童期の脳性麻痺患者の治療を通して~バランスと筋力~ ———- 北原 エリ子
1.脳性麻痺児における筋力発揮能低下の病態
(1)脳性麻痺児の分類
(2)痙直型脳性麻痺児の筋力発揮能低下の病態
(3)ディスキネティック脳性麻痺児の病態
(4)脳性麻痺児の筋・姿勢制御機構の発達
2.脳性麻痺児に対する機能活動獲得を目標としたリハビリテーションアプローチ
(1)症例Ⅰ・脳室周囲白質軟化症
(2)症例Ⅱ・核黄疸

11章 パーキンソン病における筋力低下の原因と治療 ———- 野垣 宏
1.パーキンソン病とは
2.パーキンソン病に筋力低下は存在するのか
3.パーキンソン病には運動速度依存性の筋力低下が存在する
4.パーキンソン病における速度依存性筋力低下は疾患固有の症候である
5.体幹の筋力と姿勢異常,起居動作障害との関連
6.筋力低下は経過とともに質的に変化する
7.パーキンソン病における筋力低下の治療

12章 筋萎縮性側索硬化症(ALS)とその治療法 ———- 郭 伸
1.ALSの臨床像
2.ALSの病理像
3.病因メカニズム
(1)ALSの分子病態
(2)孤発性ALSの分子病態
(3)孤発性ALSと遺伝性ALSの異同から
4.ALSの分子病態

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